【おすすめのギタリスト】
ギタリスト名:Adam Hawley
出身地: アメリカ
誕生:-
活躍期間:2010年代~現在
ジャンル:スムース・ジャズ R&B
在籍歴:-
しなやかでノリのよいスムース・ジャズやR&Bの名手として活躍しています。
アメリカのポートランド、オレゴン州で生まれ育ち、8歳の時にピアノを習い、9歳頃からギターを習い始めたようです。
十代には、教会で演奏したり、ブルーグラスのアンサンブルを楽しんだり、ブルースバンドを率いていたりしました。
その後、2002年にロサンゼルスへ居を移し、南カリフォルニア大学で音楽を専攻に学び、博士号も取得しています。
ジャズではジョージ・ベンソン、ウェス・モンゴメリー、ブルースではロベン・フォード、スティーヴィー・レイ・ヴォーンの影響を受けているとのこと。
大学卒業後に、ナタリー・コール、ジェニファー・ロペス、マンハッタン・トランスファーなど、ポップ、ジャズ、R&Bの著名なミュージシャンとのライブやレコーディングなどに参加しました。
2016年にデビューアルバム「Just the Beginning」を発表した後、2018年にセカンドアルバム「Double Vision」を発表し、アメリカのTop 30 Billboard Jazzで上位を占めるようになりました。
また、音楽カレッジ、大学での教授の顔もあわせ持っています。
【アルバムの紹介】
アルバム:Escape
発表:2020年
スタイル:スムース・ジャズ
イメージ:しなやか リラックス
多くのスーム・ジャズファンから支持を得ているアダム・ホーリーの3枚目のソロアルバムです。
彼はアルバムを制作する時、30から40曲ぐらいの楽曲を準備し、その中から自分らしいもの、リスナーが受け入れてくれるもの、異なる速さ、異なるスタイルの曲などをバランスよく選曲し、レコーディングに臨むとのこと。
このアルバムは10曲中8曲が彼の作曲ですが(共作を含む)、楽曲の多様性がリスナーを飽きさせず、最後まで楽しく聞けるようになっています。
また、このアルバムの特徴の一つは、楽曲ごとにスムース・ジャズ界の一流のゲストミュージシャンを招き、フューチャーさせ、アーチストとして作品の高みを目指していることです。
オープニングは、ジョージ・ベンソンなどを思い出させる熱のこもった、巧みなギターによるTokyo Groove。
Trevor Neumannの爽やかなトランペットも作品にハリを与えています。
2曲目はご機嫌な曲ですが、サックスのMichael Lingtonをフューチャーしています。
Saturday Morningはゆったりめのクールなトラック。
Top The Topは力強いJeff Ryanのサックスとのコラボです。
次いで、Kat Hawley(アダムの奥さん)がボーカルのSenorita。
このアルバムでは唯一のボーカル曲で、ラテン風の、ささやくように歌う楽曲です。
タイトルトラックのEscape,は、この曲を作曲中にクールな異空間へのトランスポートを彼自身が感じたという楽曲で、トランぺッターのRick Braunをフューチャーしています。
最後のRainは、スティール弦アコースティックギターによるセレナーデとなっています。
アルバムを通して支えるのは、ドラムのEric ValentineとベースのNathaniel Kearney、Ian Martinで、いずれもアダム・ホーリーと長くセッションを組んできており、息の合ったビートとグルーブ感を放っています。
収録曲(ギターインスト:赤字)
1. Tokyo Groove
2. 99 and Counting
3. Saturday Morning
4. To the Top
5. Senorita
6. Escape
7. Sunday Swing
8. Can't Stop
9. Thinking of You
10. Rain
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I Don't Mind live ( Adam Hawley )