【おすすめのギタリスト】
ギタリスト名:Marco Sfogli
出身地:イタリア
誕生:1980年
活躍期間:2000年代~現在
ジャンル:ヘヴィメタル ハード・ロック
在籍歴:PFM Icefish
イタリア出身のヘヴィメタル、ハード・ロック系ギタリストです。
また、優れたコンポーザー、アレンジャーであり、オンラインのギターレッスンでも有名です。
9歳の時にワッシュバーンのエレクトリック・ギターをプレゼントされ、彼が好きだったマイケル・ジャクソンやヴァン・ヘイレンなどを聞きながら腕を磨いたようです。
12歳頃からギターよりもドラムに関心が移るも、16歳ごろにプログレッシヴ・メタルバンド、ドリーム・シアターのアルバム「Images and Words」(1992)を聴くことで再びギターに戻ってきたとのことです。
ドリーム・シアターのボーカリストJames LaBrieのソロアルバムに参加するなど、多数のアーチストとの交流、アルバム制作などがあります。
ソロアルバムは、1枚目が「There’s Hope」(2008年)、その後、「reMarcoble」(2012年)、「Homeland」(2019年)と続いています。
【アルバムの紹介】
アルバム:There’s Hope
発表:2008年
スタイル:メタル ロック/フュージョン
イメージ:熱のこもった 洗練 メロディアス
世界で広く活躍する次世代のテクニカル・ギタリスト、マルコ・スフォーリの1枚目のソロアルバムです。
全曲がインストルメンタルです。
作曲は全曲が彼によるものですが、3曲は共作となっています。
海外のレヴューでは、スティーヴ・ヴァイ、ジョー・サトリアーニ、ジョン・ペトルーシなどとの比較も行われるようですが、聞いてみれば、違いは明らかです。
シュレッド、プログレ、フュージョンなど幅広く、正確にプレイされ、そして、いずれのサウンドでも、何かを伝えようとする熱が伝わってくるアルバムです。
また、どの楽曲も激しさの中に、メロディの美しさやエレガンスが感じられます。
Still HurtsやAndromedaのように、一つの楽曲の中に、シュレッド、プログレ、フュージョンが次々とメロディアスに、かつ複雑に、そして独創的に展開され、そのような楽曲が様々な異なるアイデアの中で次々と演じられていきます。
派手な演出、仕掛けとういうより、とても誠実で洗練されたサウンド、響きが印象的です。
また、静かなピアノから始まり、ゆっくりギターで謳いあげる楽曲(Seven)、ストレートなハード・ロックの楽曲(Farewell)、驚いたことに、カントリー・ウエスタン風の曲(Texas BBQ)も収められています。
ソロは絶えず多彩なフレーズ、テクニックに溢れ、とてもエモーショナルです。
マルコ・スフォーリ自身が、このアルバムについて、「9歳でギターを手にしてから自分が吸収してきたギターのすべてが詰まっているアルバム」と語っているとのことです。
There’s Hopeというタイトルも素晴らしいと思います。
収録曲(ギターインスト:赤字)
1. Still Hurts
2. Andromeda
3. Seven
4. There’s Hope
5. Spread The Disease
6. Farewell
7. Sunset Lights
8. Genius
9. Never Forgive Me
10. Memories
11. Texas BBQ
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Marco Sfogli - Stand Alone Playthrough