■Mezzoforte (メゾフォルテ)(g.フレドリック・カールソン、g.ブルーノ・ミュラー)■


【おすすめのギタリスト】
グループ名:Mezzoforte(g.フレドリック・カールソン、g.ブルーノ・ミュラー)
出身地:アイスランド
誕生:グループ結成1977年
活躍期間:1970年代~現在
ジャンル:ジャズ・ファンク  フュージョン
在籍歴:-

 アイスランドが世界に誇るフュージョンバンドです。

 アルバム「Surprise Surprise」(1982年)からの、彼らのファースト・シングル「ガーデン・パーティー」(1983年)が、イギリスのポップチャートで17位になるなど世界的に大ヒットし、翌年にはイギリスをはじめ、ドイツや日本などでのツアーを行い、世界に広く知られるバンドとして活躍を続けています。

 オリジナル・メンバーは、エイソール(keyboards)、フレデリック(guitar)、ヨハン(bass)、グンラウガール(drums)で、この4人のメンバーがレイキャビックで1977年にメゾフォルテを結成した時、彼らは15歳、16歳のハイスクールの生徒でした。

 1979年にファースト・アルバム「Mezzoforte」を発表し、「Surprise Surprise」は4枚目、その後「Observations」(1984)、「No Limits」(1987)などをリリースし、「Islands」(2012)が今のところ最後のスタジオアルバムとなっているようです。

 この間、ホーンセクションやパーカッションなどを含め、多くのプレーヤーがアルバム制作にかかわっています。

 現在は、メンバーのそれぞれが独自の音楽シーンで活躍するとともに、メゾフォルテとしてツアーの計画もなされています。

 ギターのFriðrik Karlsson(フレドリック・カールソン)は、1960年にアイスランドで生まれ、16歳ですでにプロのミュージシャンとして活躍し、クラシック・ギターやジャズ/ロック・ギターの学位も取得しているようです。

 1996年にアイスランドからロンドンに移り住み、ミュージカルのジーザス・クライスト・スーパースターやサターデー・ナイト・フィーバー、映画のエヴィータやヘラクレスなどのサウンド・トラック制作に関わったとのことです。

 そのほか、多くのミュージシャンとアルバムを制作したり、テレビで有名シンガーのバックを務めるなどもしたようです。

 ロンドンでの長い滞在を終えた後、現在はアイスランドに戻り、ニューエイジ・ミュージックやリラクゼーション音楽などのアルバムをリリースするほか、メゾフォルテのライブやツアーのメンバーとして活躍しています。
 
 2005年に加入したBruno Müller(ブルーノ・ミュラー)は、1969年、ケルン生まれで、ジョージ・ベンソン、ロベン・フォード、エリック・ゲイルなどに影響を受けたギタリストとのことです。

 メゾフォルテのアルバムでは「Volcanic」(2010)「Islands」(2012)に参加しています。

 彼の繊細な職人技はソウル、ファンク、ポップ、ジャズと組み合わさり、パッションに溢れたグルーヴ感をファンに届けています。




【アルバムの紹介】
アルバム:Volcanic
発表:2010年
スタイル:フュージョン 
イメージ: 楽しい  洗練  明るい  安心

Volcanic - Mezzoforte
Volcanic - Mezzoforte 

 2008年からこのアルバムの制作を始め、そのためメゾフォルテのメンバーはアイスランド南部の小さな家(cabin)に移り、作曲等を続けたようです。

 そして、その間に、近くの火山が大噴火して、その小さな家も大きく揺れ、バンドのメンバーも立っていられないほどだったようです。

 このアルバムの名前Volcanicには、アイスランドに多くある火山の爆発と彼ら自身の音楽が火山のようにエネルギーを保ちながら世の中に受け入れられていく願いとが含まれているようです。

 12曲の新曲が収められ、メンバー全員が作曲に関わっています。

 全体的には、聞きやすく、落ち着きがあり、明るさを感じるフュージョンで、洗練され、かつ安心して聴けるアルバムになっています。

 このアルバムの中で、ギターの音を十分に楽しめる曲は、1曲目It's a Funk Thing、9曲目 Hatton、 10曲目 Down On Sunset、11曲目So What's Up?、12曲目Wandering Soulと約半数で、全体にわたり、キーボード、サックス、トランペットが絶えずコラボし、メンバー全員でアルバム制作をしています。

 1曲目のIt’s a Funk Thingは、その名の通りファンク色の強い、とてもノリのよい曲で、その明るさはこの上ないものです。

 作曲はフレデリックで、流石というところです。

 彼のギターも十分に楽しむことができます。

 It’s a Funk Thingに続いて、明るく展開される2曲目のBerlin Boogie以降、8曲目 Bright and Earlyまでは、キーボード、サックス、トランペットが中心ですが、明るく、聞きやすい展開になっています。

 4曲目Sleeping Volcanoは、このアルバムでは最初にシングルとなった曲とのことで、彼らがこのアルバムを制作している中で、sleeping volcano(眠れる火山)からインスピレーションをもらい作曲し、へクラ山(アイスランドの南部にあり、国内では最も活動的な火山)に捧げた曲とのことです。

 独特なメロディ、リズムの曲です。

 9曲目、10曲目はフレドリックの明るく柔らかなギターが心地よく流れます。

 11曲目So What's Up?と12曲目Wandering Soulでは2005年加入のBruno Müller(ブルーノ・ミュラー)の渋い、ガッツを感じるプレーが楽しめます。


収録曲(ギターインスト:赤字)

1. It's a Funk Thing

2. Berlin Boogie
3. High Life
4. Sleeping Volcano
5. Stepping Out
6. Jump Town
7. Sea Breeze
8. Bright and Early
9. Hatton
10. Down On Sunset
11.So What's Up?
12.Wandering Soul





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