■Richie Kotzen(リッチー・コッツエン)■



【おすすめのギタリスト】
ギタリスト:Richie Kotzen
出身地:アメリカ
誕生:1970年
活躍期間:1980年代~現在
ジャンル: ハードロック、 ブルース・ロック
在籍歴:Poison     Mr.Big

 アメリカ、ペンシルベニア州・レディング出身のギタリスト、シンガー、作曲家です。
 
 5歳の時にピアノを始め、7歳の時にキッスの影響を受けギターを学びたくなったとのことです。

 19歳の時に、シュラプネルから最初のソロアルバム「Richie Kotzen」(1989年)をリリースしています。

 当時のヘビー・メタル・シーンにおいて、超絶技巧の新人ギタリストがはじけるように出現した状況だったようです。

 シュラプネルとはその後も数年間契約し、複数のアルバムを発表していきます。

 1991年、21歳の時にグラムロック・バンドPoisonに参加し、アルバムを制作・リリースしますが、その後、脱退しました。

 それでも、ソロ活動は充実しており、多数のアルバムを制作する中、グレッグ・ハウとのジャズ・ロック・フュージョンのアルバム「Tilt」も1995年にリリースしています。

 この「Tilt」は、ギターインストのアルバムとして高い支持を得、名盤として紹介されることもあるようです。

 1999年にはポール・ギルバートに代わってMr.Bigに加入し、アルバムも制作・発表しますが、解散後は再びソロ活動に戻っていきます。

 ソロ・アルバムの多くは、ギタリストとしてのみではなく、自らがシンガーとなって制作しています。

 また、2006年にローリング・ストーンズが来日した際には前座を務めたという経歴の持ち主です。

 リッチー・コッツエンが影響を受けたギタリストとして、ジミ・ヘンドリックス、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、エディ・ヴァン・ヘイレン、ジェイソン・ベッカー、アラン・ホールズワース、エリック・クラプトン、スティーヴ・ヴァイなどがあげられるようです。

 また、自らの音楽をロック、ブルース、ジャズ、フュージョン、ソウルが結合したものと表現しています。

 シュレッド系のギタリストの中では、ブルース色の濃いギタリストの印象があります。





【アルバムの紹介】
アルバム:Electric Joy
発表:1991年
スタイル:ロック  ブルース・ロック・フュージョン  
イメージ:楽しい  リラックス

Electric Joy - Kotzen, Richie
Electric Joy - Kotzen, Richie
 
 リッチー・コッツエンの3枚目のアルバムで、シュラプネルからのリリースです。

 1枚目の「Richie Kotzen」に比べ、速弾きを抑え、ファンク、ブルース、ブルーグラス、ジャズなどを幅広く取り入れ、バランスのとれた聴きやすいアルバムに仕上げ、ミュージシャンとしての成長がみられる作品との評価があります。

 超絶技巧派としてのテクニックの素晴らしさのほかに、わかりやすいメロディを多く取り入れていることも特徴で、超一流のミュージシャンとしての名声をより強固にしました。

 全編ギターインストに拘って制作されたアルバムで、ドラム以外のパートは全てリッチー・コッツエンがプレイし、マルチな才能を発揮しています。

 ドラム、パーカッションはジェイソン・ベッカーやトニー・マカパインらとの共作があるAtma Anur(アトマ・アナー)です。

 アルバムはB Funkで幕が上がります。

 小気味よいファンク調の曲で、ブルーグラス風のサウンドやテクニカルなギターソロもはさまれていて、挑戦的なファンクが楽しめます。

 2曲目のElectric Joyはタイトル・トラックで、バラード風に始まりますが、曲の変化が激しく、小刻みで力強いパーカッションや流れるようなギター・ソロなどが詰まった楽曲になっています。

 Shufinaは明解なブルースジャムですが、新鮮な型破りのメロディをとりいれる挑戦的なもので、コッツエン風のブルースといったところです。

 Acid Lipsは、リズミカルで小気味よい曲。グルーブ感も楽しめます。

 5曲目のSlow Bluesはその名の通り、ゆったりとしたブルースで、詩的で歌いあげるかのようなギター・ソロが聴けます。

 わかりやすいメロディ、楽曲となっています。

 High Wireはシュレッドギター、グルーブ感、ファンクなどが混ざり、リラックスして楽しい気分で聴けます。

 Dr.Gleeは、gleeが「喜び、歓喜」という意味があるように、陽気で明るいメロディをリラックして楽しめるような曲です。個人的には空をゆったりと遊泳しているような感じもします。

 このアルバムはThe Deece Songで幕を閉じます。

 ゆったりとした曲で、Dr.Gleeにも少し似ていて、リラックスして聴くことができ、元気をもらって未知なる明日も心豊かに迎えられそうな気にしてくれます。

 全曲がリッチー・コッツエンの作曲、アレンジです。

 このアルバムでリッチー・コッツエン自身が気に入っている曲は、Electric JoySlow Bluesとのことです。

 シュレッド系の速いギターも楽しめる、ブルース・ロック・フュージョンのアルバムです。



収録曲(ギターインスト:赤字)

1 B FUNK
2 ELECTRIC TOY
3 SHUFINA
4 ACID LIPS
5 SLOW BLUES
6 HIGH WIRE
7 DR.GLEE
8 HOT RAILS
9 THE DEECE SONG







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Electric Joy - Kotzen, Richie
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