■大村憲司■



【おすすめのギタリスト】
ギタリスト:大村憲司
出身地:日本
誕生:1949年
活躍期間:1970年代~1998年
ジャンル: ロック フュージョン
在籍歴: 赤い鳥 バンブー カミーノ
 
 1970年代~90年代にかけ、日本のロック、フュージョン、ポップスなどのミュージック・シーンにおいて卓越したギタリストとして活躍し、伝説のギタリストとも称されています。
 兵庫県神戸市出身で、ウェス・モンゴメリー、ベンチャーズに衝撃を受け、ギターを始めたとのことです。
 
 ベンチャーズ、ビートルズ、ウェス・モンゴメリーなどのプレイをコピーしながらギターの腕を磨き、1969年、ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテストのロック部門で優勝しています。
 
 翌年、単身渡米し、サンフランシスコの大学に通いながら音楽活動に明け暮れ、アマチュア・バンドのコンテスト、アマチュア・ナイトでフィルモア・ウェストのステージに立ちました。
 日本人では初めて、かつ唯一フィルモア・ウェストのステージに立ったギタリストとなりました。 

 1971年に帰国し、フォークグループ・赤い鳥のレコーディングに参加し、翌年、正式メンバーとなり、アルバム制作、ステージ活動などを続けていきます。

 その後、村上秀一らとエントランス(1973年)、バンブー(1974年)、カミーノ(1975年)を結成しています。

 1980年には、YMOのサポート・ギタリストとして、国内およびワールドツアーに参加しています。

 ソロ・アルバムでは、1978年に「ファースト・ステップ」、1978年に「KENJI-SHOCK」、1981年に「春がいっぱい」、1983年に「外人天国」を発表しています。

 他のミュージシャンと制作したギターインストのアルバムには、「アランフェス協奏曲」(1978年)、「ギター・ワークショップ Vol.1」(1977年)などがあり、これらのアルバムも多くの支持を得ています。

 その卓越したギターテクニックから、スタジオ・ミュージシャンとして活躍したり、ライブのサポート・ギタリストとして信頼され、多くのシンガー、ミュージシャンのステージを支えたりするほか、アレンジャーやプロデューサーなどミュージシャンとしての創作活動も広げました。

 1998年に病気のため49歳の若さで惜しまれながら逝去しました。
  



【アルバムの紹介】
アルバム:KENJI-SHOCK
発表:1978年
スタイル:ロック フュージョン  
イメージ:爽やか リラックス  

大村憲司 CD KENJI SHOCK (生産盤)和モノ
大村憲司 CD KENJI SHOCK

 大村憲司のセカンド・アルバムで、日本のフュージョンの黎明期に制作されたアルバムです。
 大名盤と紹介されることもあるようです。

 プロデュースはあのハービー・メイソン。
 ロサンゼルスで録音されています。

 参加ミュージシャンには、スティーヴ・ルカサー、リー・リトナー、エイブ・ラボリエル、ハービー・メイソン、ジェフ&マイク・ポーカロなどを迎え、LA、ウェストコースト風の音作りを予感させます。

 LEFT-HANDED WOMANは大村憲司の作曲で、彼の代表作といわれ、今でも多くのギタリストにカバーされているのがyoutubeなどでわかります。
 爽やかで、小気味よく、のびのびとしたメロディとギタープレイが嬉しいです。
 名曲だと思います。

 BETTER MAKE IT THROUGH TODAYはエリック・クラプトンのカバー曲です。大きな影響を受けるとともに、とても好きな曲だったようです。
 唯一、ボーカルが入ったナンバーです。

 YUMEDONOも大村憲司による作曲で、ブルージーなギターが堪能できます。
 ゆったりとした曲で、熱い思いがギターによって丁寧に歌い上げられています。
 その心意気が伝わってきます。

 SHOCKは大村憲司とハービー・メイソンの共作です。
 大村憲司に惚れ込んだといわれるハービー・メイソンの思い入れが伝わるような感じです。
 リラックスした曲ながらも、切れの良いギターがちりばめられていて、いつまでも聴いていたい雰囲気の曲です。

 RHYTHM ROADはカミーノにも参加している是方博邦の作曲で、ギターが楽しそうに、縦横無尽に歌っています。ギターが嬉しいほどに大暴れしています。

 BOSTON FLIGHTはマーティン・ウィルウェーバー(D)の作曲で、急がず、ゆったりと音楽を、演奏を楽しんでいるような曲で、Jazzyなギターが聴けます。

 BAMBOO BONGは大村憲司の作曲で、リー・リトナー、ハービー・メイソン、エイブ・ラボリエルなどとともにプレイしており、心地よい緊張感の中でギターが煌めいています。

 THE MASEはハービー・メイソン、ケニー・メイソンによる曲で、ドラムとパーカッションが活躍するファンキーな曲で、ゆったりとしたうねりの中でエッジのきいた大村憲司のギターが艶やかに、時に渋く光っています。
  


収録曲(ギターインスト:赤字)
1. LEFT-HANDED WOMAN  

2. BETTER MAKE IT THROUGH TODAY
3. YUMEDONO
4. SHOCK
5. RHYTHM ROAD
6. BOSTON FLIGHT
7. BAMBOO BONG
8. THE MASE  
 



(AMAZON)
大村憲司 CD KENJI SHOCK (生産盤)和モノ
大村憲司 CD KENJI SHOCK