■Andy Timmons(アンディ・ティモンズ)■



【おすすめのギタリスト】
ギタリスト:Andy Timmons
出身地:アメリカ
誕生:1963年
活躍期間:1990年代~現在
ジャンル:ロック
在籍歴:Danger Danger

 インストギターで名を馳せているテクニカルなギタリストです。
 ロック、ジャズ/フュージョン、ブルース、カントリーミュージックなど幅広くプレイし、煌めきながらも安定感のあるギターワークで知られ、日本にも多くのファンがいます。

 アメリカ・アリゾナ州で生まれ、その後インディアナ州に移りますが、4人兄弟の末っ子だった彼は、兄たちの影響で4歳頃にはギターを手にしていたようです。

 13歳の時に地元でバンドを作ったのがミュージシャンとしてのスタートですが、一方で、ステーブ・ルカサーやラリー・カールトンのようなセッションミュージシャンとしてのギタリストのあり方にも共感していたようです。

 音楽理論の学びを追求するため、地元の大学でクラシックギターを2年間学んだあと、マイアミに移り、マイアミ大学に編入してジャズギターを学びました(マイアミ大学ではパット・メセニーやジャコ・パストリアスなども学んでいます)。

 その後、ダラス(テキサス州)に拠点を移し、1988年にAndy Timmons Bandを結成し、テキサスで支持を得ていくようになり、やがてハードロック/ヘヴィメタル・バンドDanger Dangerへの加入とつながっていきます。
 
 ニューヨークに移り、4年間Danger Dangerのギタリストとして世界中で活躍したのち、1993年に再びダラスに戻り、スタジオでの音楽活動を再開し、1994年にファースト・ソロアルバム「ear X-tacy」をリリースしました。

 ソロアルバムはこれまで、「ear X-tacyⅡ(1997年)」「That was Then,This is Now(2002年)」などを発表し、日本でもギターインストの名盤として語られることがあります。

 これまでセッションプレーヤーとして、サイモン・フィリップス(ドラム)のアルバム(「PROTOCOL」シリーズ)に参加するほか、スティーヴ・ヴァイやジョー・サトリアーニとのG3toursに参加したり、そのほかエリック・ジョンソンやスティーヴ・モーズなどとも競演しています。 
 
 



【アルバムの紹介】
アルバム:ear X-tacy
発表:1994年
スタイル:ロック ハード・ロック  
イメージ:情熱  優しさ  



 ハードロック/ヘヴィメタルのバンドDanger Dangerのギタリストだったアンディ・ティモンズのファースト・ソロアルバムですが、内容はブルースやカントリーなども取り入れ、多彩な楽曲になっています。

 それでも、ストレートなギター・ロックによる極上のアルバムであることは間違いありません。

 アンディ・ティモンズが積み重ねてきたテクニックや、楽曲の数々のアイデアなどが、火山のように噴出したかのようなアルバムで、ロックへの熱い想いをシンクロしながら楽しめます。

 アルバム最初の2曲、Carp Diem、Turn Awayはジョー・サトリアーニやスティーヴ・ヴァイなどを思い出させるようなハードで、ギターがギンギン唸るご機嫌なナンバー。

 次のI Remember Stevieは、そのタイトル通り、スティーヴィ・レイボーンに捧げた曲で、極上のブルースが披露されます。

 4曲目のCry For Youは、アンディ・ティモンズがホームシックにかかったときに湧いてきた曲とのことで、泣きのフレーズ、メロディーが堪能できる素晴らしいバラード。

 Electric Gypsyはジミ・ヘンドリックスの伝記のタイトルをそのまま使わせてもらったとのことで、ジミ・ヘンドリックスへのオマージュが感じられます。
 ブルージーなロックで、個人的にはとても好きな曲です。
 この曲が好きだという人も多いらしく、名曲の一つだと思います。

 次いで、I Have No Idea、This Time For Sure、It’s Getting Betterと3曲続けてストレートなロック・ギターが続き、Hiroshima(Pray For Peace)では、艶のあるギターの音色で美しいメロディが歌い上げられ、聴き入ってしまいます。

 No More Goodbyesは、パットメセニーに敬意を表しての楽曲で、アンディ・ティモンズの多才な面を楽しませてくれます。

 ラストのThere Are No Wordsは、彼自身が人生の転機にある頃に、家族や友人への感謝の気持ちを表すクリスマス・プレゼントとして作った楽曲とのことで、実にいい曲です。

 全曲、アンディ・ティモンズの作曲で、オールインストです。
 プレーヤーの構成は基本的には、アンディ・ティモンズ(Guitar)、マイク・ディン(Bass)、ミッチ・マリーン(Drums)の3人で、ロック・ミュージックへの熱い想いが詰まった、楽曲重視のアルバムです。
 



収録曲 (ギターインスト:赤字)
1. Carpe Diem
2. Turn Away
3. I Remember Stevie
4. Cry For You
5. Farmer Sez
6. Electric Gypsy
7. I Have No Idea
8. This Time For Sure
9. It's Getting Better
10. Hiroshima
11. No More Goodbyes
12. Bust A Soda
13. There Are No Words 

(※日本盤(1996年)にはボーナストラックとして、14. Septemberが収録されています)
  

(AMAZON)
ear X-tacy  



(AMAZON)
That was Then,This is Now



(AMAZON)
Protocol Ⅱ(サイモン・フィリップス)






Andy Timmons - "When Words Fail..." - Guitar Playthrough