■Vinnie Moore(ヴィニー・ムーア)■




【おすすめのギタリスト】
ギタリスト:Vinnie Moore
出身地:アメリカ
誕生:1964年
活躍期間:1980年代~現在
ジャンル:ロック  
在籍歴:UFO

ネオクラシカル系の、正確無比の速弾きで有名なギタリストで、アメリカ、デラウエア州、ニューカッスル市出身です。

12歳でギターを手にし、すぐにギターフリークになったそうで、当時、ジェフ・ベック、ビートルズ、レッドツ・エッペリン、ディープ・パープル、クイーンなどの影響を受けていたそうです。
 ギターの個人レッスンを受けながらも、14歳にはバンドを組み、カバー曲を演奏していたとのことです。

 いくつかのバンドを数年間経験した後、バンド活動から離れ、独自の音楽・サウンドを創作することを始め、ギタリストとしてのみでなく、ソングライターとしての才能に気づき、自らのサウンドを進化せていきました。

 ヴィニー・ムーアの存在が広く注目されるようになったのは、彼がデモ・テープをGuitar Player誌に送り、それがシュラプネル・レコードの代表、マイク・バーニーによるコラム「Spotlight」で絶賛されたことにあるとされています。

 1987年に、ファースト・ソロ・アルバム「Mind’s Eye」をリリースし、10万枚以上が売れる大ヒットとなり、彼は大きなスポットライトをあびることとなります。

 その後、アリスクーパーのバンドやUFOに参加したり、ソロ・アルバムを継続的に制作・リリースするなど長く活躍を続けています。

 



【アルバムの紹介 ~その1~】
アルバム:Time Odyssey
発表:1988年
スタイル:ハードロック ヘヴィメタル
イメージ:エネルギッシュ ライブリー 繊細 

タイム・オデッセイ - ヴィニー・ムーア
タイム・オデッセイ

 2枚目のソロ・アルバムで、全米ビルボード・チャートで147位に入ったヒット・アルバムです。
日本でも、ヴィニー・ムーアの最高傑作と言われることがあります。
また、1曲目のMorning Starはギターインストの名曲と評されることがあります。
  
 ネオクラシカルのアルバムですが、フュージョンやプログレ色も漂わせる作品です。
 Morning Star、2曲目のPrelude/Into The Future、6曲目のRace with Destinyなどは、速弾きのギターが炸裂しますが、5曲目のAs Time Slips Byはメロディアスで泣かせるバラードになっています。

 また、ビートルズの曲(While My Guitar Gently Weeps)や、バッハの曲(G線上のアリア、ピアノ協奏曲第5番第2楽章)を取り入れた曲April Skyでは、彼流のアレンジ、プレイも印象的です。

 上記の2曲を除いては、全曲がヴィニー・ムーアの作曲、アレンジになっており、ギタリストのみでなくミュージシャンとしての才能も存分に発揮されています。(2曲目のキーボードのソロと4曲目のキーボードのイントロの部分のみは、キーボードのJordan Rudesの作曲とあります。)

 正確無比のエネルギッシュなギターのみでなく、穏やかさ、爽やかさ、メロディアスな旋律など、多様な豊かさを感じさせてくれるアルバムです。




収録曲(ギターインスト:赤字)
1. Morning Star
2. Prelude/Into The Future
3. Beyond The Door
4. Message In A Dream
5. As Time Slips By
6. Race With Destiny
7. While My Guitar Gently Weeps
8. The Tempest
9. Pieces Of A Picture
10. April Sky
 



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タイム・オデッセイ - ヴィニー・ムーア
タイム・オデッセイ




【アルバムの紹介 ~その2~】

アルバム:Mind’s Eye
発表:1986年
スタイル:ハードロック ヘヴィメタル
イメージ:エネルギッシュ アグレッシヴ  繊細

Mind's Eye - Moore, Vinnie
Mind's Eye - Moore, Vinnie

 ヴィニー・ムーアのファースト・ソロ・アルバムです。
シュラプネル・レコードからのリリースで、大ヒットとなったアルバムです。
21歳の時の作品で、11日間で録音・制作したようです。
 
 シュレッド・ギターの世界における、古典(バイブル?)の一つとなる作品ともいわれています。
ヴィニー・ムーアの・ネオクラシカル・スタイルのギター・プレイが炸裂しています。

 このアルバムの特徴の一つは、キーボードにトニー・マカパインを招き、競演しているところです。

 オープニングのIn Controlは、重厚なリフから始まり、華麗なリードギターが続きますが、途中でトニー・マカパインの洗練された、躍動的なシンセサイザー・ソロがぐいぐいと入ってきます。
 
2曲目のDaydreamでは、メロディアスなシュレッド・ギターを堪能しているところに、再び、トニー・マカパインのクオリティの高い、スリリングなシンセサイザー・ソロが聴けます。

 一方、3曲目のSaved By A Miracleでは、アコースティック・ギターのイントロや、長めのドラム・ソロ(Tommy Aldridge)も印象的です。

 初めから最後まで、ネオクラシカル系のサウンド、スーパーテクの速弾きギターで貫かれていて、アグレッシヴ、チャレンジング、スリリングという表現でも足りないくらいです。

 ヴィニー・ムーアの完璧なギター・ワークのほか、ベース、ドラム、キーボードとの一体感の良さについても評価が高い作品です。

 全曲の作曲、アレンジはヴィニー・ムーアで、プロデューサーの一人はシュラプネルのマイク・バーニーとなっています。
 


収録曲(ギターインスト:赤字)
1. In Control
2. Daydream
3. Saved By A Miracle
4. Hero Without Honor
5. Lifeforce
6. N.N.Y.
7. Mind's Eye
8. Shadows Of Yesterday
9. The Journey


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Mind's Eye - Moore, Vinnie
Mind's Eye - Moore, Vinnie