【おすすめのギタリスト】
ギタリスト:パット・メセニー
出身地: アメリカ
誕生:1954年
活躍期間:1970年代~現在
ジャンル:ジャズ
在籍歴: パット・メセニー・グループ
グラミー賞を20回も受賞している超売れっ子のジャズ・ギタリストです。
アメリカ、ミズリー州カンザス・シティの音楽一家に生まれ、育ち、オフィシャルサイトによると、8歳の時にトランペットを始め、12歳でギターに転向したとのことです。
彼の才能は早くから開花し、15歳の時には、カンザス・シティで一流のジャズ・ミュージシャンとともに仕事をしていたとのことです。
また、10代においてすでに、マイアミ大学やバークリー音楽大学でギターを教えていたという経歴の持ち主です。
1975年に、ジャコ・パストリアス(b)を迎えて、ファーストアルバム「Bright Size Life」をリリースしました。
1978年にパット・メセニー・グループを結成し、多くのアルバムを発表していきますが、グラーミー賞受賞のうち半数はこのグループでの受賞です。
モダンジャズから、ロックやクラシックまで幅広く演奏し、創造性豊かな作品作りを通して、ジャズの境界線を広げたプレーヤーといわれています。
【アルバム紹介】
アルバム:Letter from Home
発表:1989年
スタイル:フュージョン
イメージ:爽快感 穏やか 晴れやか
パット・メセニー・グループによる制作で、1990年度グラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞を受賞したアルバムです。
爽やかで、明るく、清潔感の漂うアルバムです。
また、ブラジリアン・テイストを強めたアルバムで、ポップスの雰囲気も取り入れたフュージョン・ジャズです。
美しい曲や人生の素晴らしさを謳いあげているような曲もあります。
スムーズ・ジャズのような曲もありますが、バックグラウンド・ミュージック的なものではなく、穏やかな中にも何か懸命なもの、誠実なものを感じさせてくれます。
1曲目のHave You Heard は、ギターインストの名曲と誰もが認める曲で、爽やかさ、透明感あふれたサウンド、メロディが小気味よくプレイされていき、パット・メセニーの完璧なギターソロでハイライトを迎えます。
このアルバムが好きな人は、トラック3、4のブラジリアンテイストの曲だったり、8.Dream of the Returnの美しいメロディだったり、11.Slip Awayのこの上ない爽やかさだったりと、様々なようです。
12曲中8曲は、パットメセニーが単独で作曲しており、3曲はピアノのLyle Maysとともに作曲し、1曲はボーカルのPedro Aznarによるものです。
米ビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで1位を獲得したアルバムです。
収録曲(ギターインスト:赤字)
1.Have You Heard
2.Every Summer Night
3.Better Days Ahead
4.Spring Ain't Here
5.45/8
6.5-5-7
7.Beat 70
8.Dream of the Return
9.Are We There Yet
10.Vidala
11.Slip Away
12.Letter from Home
(AMAZON)
Letter From Home
Pat Metheny Group - Here To Stay (We Live Here, Live in Japan)