■Al Di Meola(アル・ディ・メオラ)■



 【おすすめのギタリスト】
ギタリスト:Al Di Meola
出身地:アメリカ
誕生:1954年
活躍期間:1970年代~現在
ジャンル:ジャズ ロック
在籍歴:Return to Forever
 
 アメリカのジャズ・フュージョン・ギタリストです。
 アルディメオラの魅力は、複雑なリズム、刺激的で詩的なメロディ、そして洗練されたハーモニーをエレクトリック・ギターでもアコースティック・ギターでも、眩しいばかりのテクニックでプレイするところにあります。

 アメリカ・ニュージャージー州・ジャージー市に生まれ、エルビスプレスリー、ベンチャーズ、ビートルズなどを聴いて育ち、自然にギターに惹かれていきました。

 中高生の頃は、1日8時間から10時間ほどの猛練習をし、かなりの技量の持ち主となり、1972年にボストンのバークリー音楽大学に入学しました。
 
 1974年には、19歳で、チック・コリア率いるフュージョン・スーパーグループのReturn to Foreverにギタリストとして加入しています。

 Return to Foreverで活躍した後、1976年に、ラテン音楽への指向性を追求したファースト・ソロアルバム「Land of the Midnight Sun」をリリースし、その後も多くのソロアルバムを発表し成功を収めていきます。

 1980年前後には、Guitar Player誌の読者投票で5年連続”Best Jazz Guitarist”に選ばれています。

 また、1980年に発表されたアルバム「Friday Night in San Francisco」はパコ・デ・ルシア、ジョン・マクラフリンとのアコースティック・トリオの作品で、超特大のヒットとなり、多くのファンが今でも絶賛しています。



 【アルバムの紹介】
アルバム:Elegant Gypsy  
発表:1977年
スタイル:フュージョン  ジャズ・ロック
イメージ:洗練  刺激的  異国  情熱的
    




 アル・ディ・メオラの2枚目のソロアルバムで、まだReturn to Foreverに参加している頃の作品です。

 スピーディでロックっぽいエレクトリック・ギターも素晴らしいですが、3曲目のMediterranean Sundanceはパコ・デ・ルシアと共演した、秀逸なアコーステック曲で、フュージョン界のクラッシックとなりつつあります。

 この曲や、正確な速弾きと高速ユニゾンンに驚いてしまう4曲目Race With Devil On Spanish Highwayなどがギターインストの名曲と言われています。

 バックは、ドラムスにLenny White、Steve Gadd、キーボードにJan Hammerなどの一流どころです。

 一曲目から最後の曲まで、固唾を飲んで聴き入ってしまいます。

 収録曲のうち2、3、4、5、6はアル・ディ・メオラの作曲であり、作曲家としても輝いています。
 
収録曲/strong> (ギターインスト:赤字)
1. Flight Over Rio
2. Midnight Tango
3. Mediterranean Sundance
4. Race With Devil On Spanish Highway
5. Lady Of Rome Sister Of Brazil
6. Elegant Gypsy Suite


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Elegant Gypsy  



(AMAZON)
Friday Night in San Francisco-Live





Al Di Meola 'Broken Heart' - Official Video from the Album 'Opus'