【おすすめのギタリスト】
ギタリスト:Jay Soto
出身地:-
誕生:1972年
活躍期間:2000年代~現在
ジャンル:ジャズ
ジェイ・ソトはアメリカのスムーズ・ジャズのギタリストです。
滑らかで、心のこもったギターのフレーズが多くのファンの心をとらえています。
卓越したギタリストとしてはもちろんですが、作曲家、ソングライター、プロデューサー、ピアニスト、インストラクター、教会音楽プロデューサーなどとしても広く評価を得ています。
5歳でドラムを学びはじめ、次いで7歳でピアノを、12歳でギターを学んだとのことです。
幼少年期にはベートーベンから教会での讃美歌までと幅広く学び、その音楽の幅を広げるためにアリゾナ州立大学へと進んだようです。
2004年には、アメリカで最も注目されているギター・コンテストの地方大会で優勝し、その結果、テキサスのダラスで開催されたEric Clapton’s Crossroads Guitar Festivalのファイナルに出場したとのことです。
そこでは、15000人以上の観衆を前にプレイし、国内アマチュアのトップ・ギタリストとしての栄誉に輝きました。
2005年にファーストアルバム「Long Time Coming」を発表しています。
【アルバム紹介 ~その1~】
アルバム:Mesmerized
発表:2009年
スタイル:スムーズ・ジャズ
イメージ:ピュア 明るい 優しさ リラックス ビビッド 家事をしながら ドライブをしながら
軽快なノリで、楽しい時間が過ごせそうなサウンドが続きます。
ジョージ・ベンソン、ノーマン・ブラウンなどに似た感じも少しありますが、爽やかでいつまでも聞いていたい曲ばかりです。
全曲、ジェイ・ソトによる作曲です。
ロック、クラッシック、ジャズ、ワールドミュージックなどを一つにした、これまでのジャンル分けにとらわれない、新しいサウンドを目指しているとのことですが、このアルバムからくるgroove感をこれからも期待してしまいます。
“Mesmerized”は、“うっとりする、とりこになる”というような意味ですが、これからの楽曲もファンを楽しませてくれることは間違いありません。
収録曲(ギターインスト:赤字)
1. Fascination
2. A Love Like Mine
3. Groovalicious
4. Oasis
5. Together At Last
6. Diggin’ It
7. Sunday Smile
8. Mesmerized
9. Dreamsville
10. Bayou Blues
11. Cacophony
(AMAZON)
Mesmerized
【アルバム紹介 ~その2~】
アルバム:Stay Awhile
発表:2007年
スタイル:スムーズ・ジャズ
イメージ:ピュア 明るい 優しい リラックス ビビッド ドライブをしながら
スムーズ・ジャズのトップ・ギタリストの一人と評されているジェイ・ソトの2枚目のアルバムです。
聴いていて元気が出てきます。
控えめなギターにも聴こえますが、エレガントで、安心感のあるトーンでメロディが奏でられます。
そのプレイは、フェイド・アウトするまで、少しずつ感情を高めながら続けられます。
1枚目のアルバム「Long Time Coming」(2005年)は、全ての曲の作曲、プロデュースを自分で行いましたが、その作品がメジャーのnuGrooveレーベルや、今回のプロデューサーのJeff Lober、Paul Brownの目に留まり、このアルバムのリリース、成功につながったといわれています。
5曲目のSlammin’、は、ジェイ・ソトが“このアルバムでは最もエネルギッシュな曲”と評した曲で、シングルカットされ、アメリカのRadio and Recordsの Smooth Jazz チャートで2位まで昇りました。
1曲目のStay A Whileも同様にシングルカットされ、トップ10入りしました。
このセカンドアルバムによって、さらなる大きな一歩を進めたと評されています。
収録曲(ギターインスト:赤字)
1 Stay Awhile
2 Just Like That
3 Make It Happen
4 Love Has Found A Way
5 Slammin'
6 Grooveland
7 Midnight Drive
8 Daydreamin'
9 Holding On
10 Send One Your Love
11 City Slicker
12 Jaywalking
(AMAZON)
Stay Awhile
Jay Soto - Together At Last